当財団は、「帆船海王丸記念財団」と「伏木富山港振興財団」が平成14年7月に統合し設立され、海王丸パーク、海王バードパーク及び新湊マリーナの管理運営を行っています。
海王丸パークは、年間約100万人が来場する県内有数の観光スポットです。展望広場や大型の遊具、世界の帆船模型を展示する日本海交流センターが設置されており、憩いの広場として利用されています。平成25年からは「恋人の聖地」に選定され、デートスポットとしても注目されています。
帆船海王丸は、生きた帆船として一般公開されているほか、年間10回の総帆展帆を行い、「海の貴婦人」と称される優美な姿を披露しています。また、小学生を対象に海洋教室を開催し、海事思想の普及に貢献しています。
隣接する海王バードパークは、四季を通じ多くの鳥達が飛来する野鳥の楽園となっており、観察センターや観察小屋、4箇所ある観察壁から野鳥の観察を行うことができます。土・日・祝日には、野鳥解説指導員による無料の野鳥解説を行っています。
新湊大橋を挟んだ対岸に位置する新湊マリーナは、2000年国体のヨット会場として整備されたもので、富山湾におけるクルージングの拠点となっています。